胴縁の取合いでは、中ボルトのM16(5分)とM12(4分)のボルトを使用する場合がほとんどです。M16(5分)を使用する場合や、M12(4分)を使用する場合の基準などはあるのでしょうか。(例=孔ピッチ、板厚[山形鋼]など)
日本建築学会「鋼構造設計規準」15章に示された表15.1最小縁端距離に示されている最小値を基本として考えてください。この値を守ることが必要です。部材の接合部耐力を計算し、設計で要求されている性能を満足していれば、ボルト孔中心から縁端までの距離は、ボルトの公称軸径の2.5倍以上を満足すれば、以後は設計者の判断によることとなります。
また、部材の接合において高力ボルトおよびボルトのピッチ・ゲージの標準は、同規準の付4.に示されていますのでご参照ください。